山里ぽん太はじめてのMODO28 April 2018 |
山里ぽん太は2018年4月1日にMODOを買いました。 |
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3月に、無料で使える試用版で、チュートリアルの通りに作ってみたものです。 コンストレイントの使い方がわからなくて、サポートに問い合わせて教えてもらいました。(3月19日) ![]() |
MODOを買って最初に作ったのはティーカップでした。 チュートリアルにあるマグカップと同じ作り方で作りました。(4月2日) ![]() |
水滴が落ちたときに広がる水紋を表現するために作りました。 ベジェ曲線で作った波をradial sweepして作っています。(4月16日) |
雨が降っている時に水たまりにできる水紋を表現するために、レンダリング時間の短いものを作りました。 円環(toroid)の半径を変化させているだけです。(4月16日) |
風にそよぐレースのカーテンです。 風の強さが一定なので、旗みたいになってしまっています。 ジョイントを使ってカーテンレールを表現したかったのですが、うまくできませんでした。(4月15日) |
ウインドフォースの強さを調整して、サインカーブで変化させてみました。 動き出しのウインドフォースがゼロではなく、不自然な動きになっています。(4月24日) |
キャンドルです。 デフォーマの勉強のために、揺らぐ様子を作ろうと思いましたが、レンダリング時間が半端なく長かったので、やめました。 楕円体で作ったリジッドに、ボリュームを適用しています。 ルミナンスだけでは暗かったので、ポイントライトを重ねています。 ポイントライトなので、影の輪郭が、くっきりと出てしまっています。 この絵では、アンビエントライトとディレクションライトはゼロです。(4月18日) ![]() |
ポイントライトに代えてシリンダーライトを使ってみました。 影はきれいになりましたが、机にシリンダーライトの反射が出ています。 レンダリング時間がさらに長くなりました。 シリンダーライトに代えて、メッシュライトはどうかな、と思いましたが、レンダリング時間がさらに長くなりそうなので、やめました。(4月24日) ![]() |
桜吹雪を作ろうとしましたが、冬の雪の吹雪みたいになってしまいました。寒そうです。(4月24日) |
ふつうに舞い散る桜の花びらのつもりです。 風に舞うように花びらを回転させたかったのですが、方法がわかりませんでした。(4月25日) |
リアルではない、イメージ的な桜吹雪です。 桜の花びらは、直方体をいじって作りました。リニアフォールオフで形を整えて、最後にラジアルフォールオフで湾曲させました。正しいモデリングの方法ではないかもしれませんが、なんとなくそれっぽくなっていませんか?。(4月25日) |
これは3月に Adobe After Effects で作ったものです。 花びらの形がポリゴンの形(三角形)になっています。 リアルさを要求されない場合は、MODO よりも After Effects のほうがよい場面があるかもしれません。 2Dでの作画ができるところ、短時間でできるところは、After Effects の大きな長所と思います。(4月25日) |
線香花火の「柳」を作ろうとしましたが、 パーティクルのモデルに「球」を割り当てて、ルミナンスの色を、パーティクルエイジで変化させるエフェクトをつけて、グラディエント編集しています。 球のまえにボリュームで試してみましたが、光跡が粒の集まりのようになって(ノイズが乗って)しまいました。 モーション・ブラーをかけてみたのですが、位置における速度ベクトルで直線的にスイープするようです。 あの美しい柳葉の形を出すのは容易ではない感じです。(4月25日) |
MODOを買ってまだ1ヶ月ですが、感想などを書いてみたいと思います。(4月27日) 1 最初のうちは、うまく使えなくて、ああ、プログラムを書くことができたらなあ、と何度も思いました。 2 いろんなツールが、モデリングからシェーディングまで使えて、汎用性が高いと思います。限界の内側では、なんでもできる、という感じです。 3 モデリングは、マウスでいじっているうちにできてしまうという感じですが、Adobe CC に比べると、使い勝手は今ひとつかな、と思います。 4 ソフトボディをつなぎとめることができるメッシュは、スタティック・リジッド・ボディだけのようです。ダイナミック・リジッド・ボディにつなぐことができると、いろんな表現ができると思います。 5 シェーダーのエフェクトは、かなり強力のような感じがします。 6 スケマティックは、思ったよりも使えました。 7 ティーカップに紅茶を注ぐ様子を作ってみようと思いましたが、いろいろ調べてみると、ダイナミック・フルイドでは、うまくできそうにないことがわかり、断念しました。その過程で、RealFlow の存在を知りました。CINEMA4D用のプラグイン?が安く出ているようです。RealFlow (NEXTLIMIT) 8 プリズムを作って、ディレクションライトを分光して虹を作ろうとしてみたのですが、できませんでした。分光は、カメラに対して、擬似的に虹を見せるだけの機能のようです。 9 レンダリングしている間、ノートパソコンでシーンを作ったり、MODO12でレンダリング、MODO11でシーン作成、というようなことをしていました。ライセンスがゆるくて、複数のマシンで同時に起動したり、1台のマシン上で異なるバージョンを同時に起動できるところは、正しい使い方ではないけれど、使える点かと思います。 10 使っているマシンは、iMac(2017、SSD1TB、メモリ64GB)で、ここに挙げた簡単な作例でもレンダリングに数時間かかっています。本格的な制作には、高速なレンダリング専用マシンがあるとよいと思います。 11 いろんなものにチャレンジしながら勉強してゆきたいと思っています。自分ひとりでは思い浮かぶネタに限りがあるので、誰かのお手伝いをさせていただいたり、簡単な仕事をさせていただいたり、みんなでなにかを作ったりできるとよいかな、と思います。 12 MODOを買って、世界が広がりました。3DCGの世界は、ものすごく広いです。この世界の片隅で、MODOを駆って、想像の翼を羽ばたかせて、いろんな表現ができるとよいと思います。 13 ネットを見ていると、建築関係の方がMODOを使っていらっしゃるシーンが見られます。簡単に短時間にモデリングができて、簡単に短時間に美しいレンダリングができる、というところが使い勝手が良いのかもしれないと思います。僕にとっても、この「簡単に短時間に」という点は、大きな魅力です。値段が安いところも大きな魅力です。 14 使用中に突然クラッシュすることが何度かありました。データは、直近の自動保存のところで復元されましたが、壊れていたことはありませんでした。 15 パーティクルの桜の花びらを回転する方法はわかったのですが、パーティクルを発生させた時のランダムな角度が失われてしまって、全部の花びらが同じ角度になってしまいます。変数を使ってプログラムで計算できたら、と思います。ソフトボディにする方法はあるけれど。 |