山里ぽん太

LOGO 2

27 January 2019

山里ぽん太はLOGOを作りなおそうと思いました。


Chapter 1 LOGO 2
というわけで、先週、LOGO を作ったのですが、このままでは使えないので、作り直そうと思いました。
コンセプトとなるパーツはそのままにして、配置とか色とかを変えて、それなりに見えるようにしようと思いました。
Chapter 2 カメラ
先に作った LOGO は、カメラを、水面の少し上に置いて、ほぼ水平にして、近くから遠くまでを画角に収める撮り方をしています。

これだと、風景写真です。
空に見立てた天蓋は遠景で、PONTAの文字は近景です。
LOGO は、一般的に、景の遠近を比較的狭い範囲にするものでしょう。そのほうが、見る人の感覚が、遠近に散らずに、遠なら遠に、近なら近に集中できるということもあります。
Chapter 3 景は近に
というわけで、コンセプトのモチーフとなる炎はロウソクの炎なので、景は近がよさそうです。
というわけで、近景にしましょう。
Chapter 4 波紋の撮り方
というわけで、波紋はどう撮りましょう。
水面に立つ波紋なので、水面はやはり水平でしょう。
と、思ったのですが、水面は垂直に立てることにしました。
え?、それって、万有引力の法則を無視してません?。
大丈Vです。
Houdini は魔術師です。
Houdini にできないことなんてありませんっっっ!!!(おおーw)。
Chapter 5 星はどうする
というわけで、水面を垂直にしちゃうと、空が見えません(困)。
しかも近景なので、星を配置することなんて、できるのでしょうか?。
どうしましょう。
というわけで、星は、水に沈めちゃいましょう(え!)。
だいじょうぶです。Houdini は魔術師です!!(マジですか)。
Chapter 6 全体の配置
というわけで、全体の配置は、こんなことになりました。
星は、水の底、ではなくて、水中に浮かんでいる、というイメージです。
水面の近くに、8つの Point Light を配置しています。飾り的なものですが、レンズの輪郭を映し出すという役割を担っています。

正面から見ると、こんな感じです。

Chapter 7 レンダリング
というわけで、レンダリングしてみました。
こんな感じです。
カードにも使いやすいように、縦横比を3:2にしてあります。

Chapter 8 アニメーション
というわけで、今回も動画にしてみました。
今回は、星は動きません。

Chapter 9 メモ
① 32bit EXR ファイルの取り扱いに苦労しています。Adobe Photoshop で 8bit の PNG に変換しようとすると、どうにもいまひとつです。勉強不足が大きな要因ですが、このあたりのノウハウをいかに積み上げてゆくかは、ひとつの鍵かと思います。Photoshop でうまくできないときは、Mac OS X の Preview を使うことが多くあります。今回の絵も Preview を使って 8bit の PNG にしました。あるいはもしかすると、Houdini でファイルに書き出すときに、32bit EXR ではなく 8bit PNG を指定してしまえば良いのかもしれません。今後の課題です。