山里ぽん太

Mountain Stream

17 March 2019

山里ぽん太は渓流を眺めました。


Chapter 1 地形を刻むもの
山があって、谷があって、川が流れている。
いわゆる渓流です。
渓流の風景って、作れるのでしょうか。
というわけで、Houdini で試してみようと思いました。
Chapter 2 渓谷
というわけで、Terrain です。
シェルフの Terrain のタブを開くと、こんなことになっています。

この中から、直感的に Canyon のボタンを押しました。
呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん!!(笑)。
渓谷が現れました!。
すごい迫力です!(驚)。

カメラで撮ってみました。
カメラの z 座標は、なんと千メートル!。
y 座標、つまり高度は340メートルです!。

Chapter 3 画角を調整する
この渓谷に、水を満たしてみましょう。
まずは、カメラを少し寄ります。

そして、渓谷の幅を広げます。
これは、Terrain のノードの中の、なんかパラメータをいじってみたら広がりました(笑)。
広がったけれど、なんだか、隣にも渓谷ができました。
繰り返しているのでしょうか?。
さっぱりわかりません(笑)。

Chapter 4 渓谷に水を満たす
というわけで、渓谷に水を満たしてみましょう。
Grid を追加して、マテリアルに Basic Liquid を適用してみましょう。
できました!。
なんか「らしい」です(笑)。

Chapter 5 レンダリングする
というわけで、レンダリングしてみましょう。
レンダリングビューはこうです。
マテリアルは、Basic Liquid では透明すぎたので、Ocean Surface を適用しました。

レンダリング結果はこうなりました。
もとは平らだった土地が、川の侵食で抉られて、深い峡谷になった、というような感じです。
どちらかというと、日本的ではないです。

Chapter 5 メモ
① Chapter 5 で作ったものは、まだ、土台、という感じのものです。これに、質感を加えて、例えば Displacement を加えて土砂の感じを出すとか、あるいは、草木を生やすとか、いろんな加工をして仕上げてゆかなければならないと思います。

② 水についても、波立たせるとか、白波を加えるとかして、流れている感じを出さなければいけないと思います。

③ 日本的な渓谷は、山と山の間を、渓流が縫って流れる、というような地形かと思います。これをどうやって作ったらよいか、今後の課題です。