山里ぽん太

Letter Warp

24 March 2019

山里ぽん太はウルトラQにインスパイアされました。


Chapter 1 ウルトラQ
大昔に、ウルトラQってテレビ番組がありました。
ウルトラマンの円谷英二さんの円谷プロの特撮空想科学番組でした。
そのオープニングで、「ウルトラQ」の文字が、ぐにゃー、って歪んで出現します。
これを一丁作ってみようと思いました。
ウルトラQのオープニング集が YouTube にあります。

Chapter 2 ぐにゃー
というわけで、ぐにゃー、です。
僕のイメージは、墨絵のように、水の流れというか、いわゆるひとつのブラウン運動的なアレでした。
水の流れですから、Flip でしょうか?。
Flip のシミュレーション結果を使うのでしょうか?。
いやー、そいつはちょほいと、ハードルが高そうです。
では、ベクトル・フィールドを使うのでしょうか?。
そいつはありそうです。
でも、ここでは、初歩の初歩として、簡単に Perlin Noise を使って作ってみましょう。
Chapter 3 ぐにょー
というわけで、ぐにょーのジオメトリネットワークです。

ネットワークの最後につながっている AttributeWrangle に書かれている VEXpression のコードはこんなのです。
ちょー簡単です。

Chapter 4 レンダリングする
というわけで、レンダリングしてみました。
なかなかいい感じにぐにょってくれています。

Chapter 5 逆に回す
逆に回してみます。
なかなかぐにょ感が出ているかもしれません。
ウルトラQとは違うけれど、それなりにはなっているかもしれません。

Chapter 5 メモ
① 今回は、単に時間を変数にしたノイズ関数を使っているだけですが、たとえば、一定の時間が経過したり、一定の領域に侵入したりすると、粒子化して雲散霧消するような動きなども考えられます。