山里ぽん太Down By
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山里ぽん太は桜の花園で花見をしました。 |
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Chapter 1 桜吹雪 |
去年、ARコンテンツ用に、After Effects で桜吹雪を作りました。 こんなんです。 MODO でも作ってみました。 こんなんです。 |
Chapter 2 Houdiniで桜吹雪 |
After Effects と MODO で桜吹雪を作ったのですから、Houdini でも作りましょう!。 After Effects と MODO にできて、Houdini にできないわけはありません。 なんたって、Houdini は魔術師です!。 不可能はありません(お約束)。 |
Chapter 3 桜の花園 |
せっかくなので、ただ単に桜吹雪を舞わせるだけでなくて、このあいだ作った桜で桜の花園を作りましょう。 このあいだ作ったものは、こんなんです。 ![]() 同じ HIP を使って、7本作って、丸く配置してみました。 ![]() 枝ぶりとかは、乱数で作っているので、現実にありそうな桜の木の形になるまで、random seed を少しずつ変えながらクックして、という試行錯誤を何十回も行いました(笑)。 花の量も増やしてあります。 しかし、なんかどっか変です。 これはおそらく、フィボナッチ級数を使っていないからではないか、とアタリをつけています。 フィボナッチ級数を使っていると、やはり、美しいのです。 このあたりが、凡人ぽん太さんの限界です(哀)。 |
Chapter 4 桜吹雪を作・・・らない |
というわけで、桜吹雪を作りましょう。 吹雪というからには、強い風を吹かせなければいけません。 びゅーーーーーん(笑)。 そんなことしたら、Chapter 3 で作った桜の花園の桜の木が揺れちゃうじゃありませんか(笑)。 できないことはないと思うけれど、シミュレーションとレンダリングが超たいへんになりそうです(笑)。 というわけで、微風にしましょう(笑)。 ぽん太さんは軟弱です(納得)。 |
Chapter 5 サクラチル・シーン |
というわけで、桜の花びらは散るだけです。 受験に失敗しまくった過去を思い出します(笑)。 桜の花びらは、ちらちら、って散ってきます。 回転しながら落ちてきます。 というわけで、回転しましょう。 アレです。 quaternion です。 こんなふうに書きましょう。
vector axis = { 0.0 , 0.0 , 1.0 }; こんなふうに書きましょう。
@P.x += 0.04 * @Time; 動きの方向を変えて、風に舞う様子も表現しましょう。 こんなふうに書きましょう。 @P += 3.0 * ( noise( @P ) - { 0.5 , 0.5 , 0.5 } ); |
Chapter 6 reduced process |
ちょほいとまつたは〜!(笑)。 Chapter 5 のそれってば、シミュレーションじゃなくっていいんですか?(謎)。 回転も移動も風に舞う移流(advection)も、Houdini の DOP で実現しちゃえばいいじゃないですか?。 だって、Houdini は魔術師です!。 不可能はありません!。 そうなんです。 でも、シミュレーションしちゃうと、何と言っても時間がかかるんです(笑)。 マシンの負荷もかかるんです(笑)。 Houdini は魔術師でもぽん太さんは凡人です(笑)。 |
Chapter 7 サクラチル・動画 |
というわけで、Chapter 5 で作ったサクラチル・シーンをレンダリングしましょう。 こんなんなりました。 |
Chapter 8 桜の花園にサクラチル |
というわけで、Chapter 7 でレンダリングしたサクラチル・シーンを、Chapter 3 で作った桜の花園の絵に重ねましょう。 いや、ちょほいとまつたは!(笑)。 天が呼ぶ!地が呼ぶ!人が呼ぶ!(違)。 Chapter 7 でレンダリングしたサクラチル・動画を Chapter 3 で作った桜の花園の絵に重ねるんじゃなくて、Chapter 5 で作ったサクラチル・シーンを Chapter 3 で作った桜の花園のシーンに重ねてレンダリングするんじゃないでしょうか?。 そうなんです!。 レンダリングした 3D の絵を、レンダリングした 3D の絵に重ねても、3D の絵にはなりません。 3D の絵にするためには、レンダリングする前の 3D のシーンを、レンダリングする前の 3D のシーンに重ねて、3D のシーンにしたあとで、レンダリングしなければいけません。 |
Chapter 9 reduced vision |
大丈夫です!。 ぽん太さんは凡人ですが、手抜きは上手です(笑)。 Chapter 3 で作った桜の花園の絵のレンダリング時間は、3時間くらいかかっています。 このシーンを、動画のコマ数だけレンダリングすると、どえりゃー時間がかかります(笑)。 なので、手を抜きます(笑)。 というわけで、After Effects を使って、Chapter 7 でレンダリングしたサクラチル・シーンを Chapter 3 で作った桜の花園の絵に重ねて、レンダリングしました。 こんなんなりました。 それなりに見えませんか?(笑)。 |
Chapter 10 メモ |
① 桜の花びらの動きを、シミュレーションではなく単純な計算で作って、レンダリングも簡略した方法で行いましたが、それなりに見えるのではないかと思います。 ② 桜の花びらが舞い落ちる速度は秒速5センチメートルだそうですが、今回は考慮していません。 ③ タイトルの「Down By The Cherry Garden」は、「Down By The Salley Garden」のパクリです。 |