山里ぽん太

River

16 June 2019

山里ぽん太は夜の河を眺めました。


Chapter 1 絵
というわけで、今回は絵です。
テストや学習ではなく、簡単な絵を描いてみましょう。
絵を描くのは、昨年のクリスマスカード以来かもしれません。
Chapter 2 モチーフ
というわけで、どんな絵を描きましょう。
浮かんだイメージは、夜の河です。
夜なので、暗いです(笑)。
星が見えます。
火が燃えています。
河が見えます。
陸地は凍った大地です。
冬です。
冬なので空気が澄んでいます。
星がよく見えます。
Chapter 3 描く
というわけで、描いてみました。

河は Flip です。
火は Candle と SmokelessFlame です。
Flip も Pyro も、シェルフをクリックしただけです。
DOP のパラメータは、シミュレーションの領域のサイズを変えただけで、あとはいじってません。
星は、カメラのシャッターを解放にして長時間撮影したアレのつもりです。
星の色がカラフル過ぎます(笑)。
Chapter 4 光の反射 その1
凍った大地の氷は鏡面ではなくでこぼこがありますし、河の水の表面では散乱がありますので、火は roughness がかかったような感じで、ぼんやりと映ります。
Material の Basic Liquid では、この乱反射のモデルを選べるようになっていて、Chapter 3 の絵は、Specular Model は、「Phong」でした。

Chapter 5 光の反射 その2
というわけで、Specular Model を「Blinn」にしてみましょう。

こんなんなりました。

Chapter 6 サイズを大きくする
こういう絵は、サイズが大きくないと迫力がありません。
というわけで、とりあえず横 4000Pixel でレンダリングしました。
いわゆる 4k です。
4k だと、星の軌跡はきれいに出ますし、川面に映った星の軌跡もきれいです。
Chapter 7 メモ
① Render View で見ようとしたところ、メモリが足りない、と言って、Houdini が終了してしまいました。64GB 積んでいるのですが、Render View はメモリを多く使うようです。