山里ぽん太Ribbon Flow15 September 2019 |
山里ぽん太はリボンが流れて行きました。 |
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Chapter 1 Ribbon Flow |
というわけで、こんなん作ってみました。 お客様から、こんなん作れない?、って言われて、ちょちょいのちょい、と。 で、お客様にお見せしたらボツになりました(笑)。 |
Chapter 2 Cloth Simulation |
というわけで、Houdini 17 の超強力な Vellum Cloth は使っていません。 SOP だけで作っています。 VEX 様様万歳です。 Houdini は魔術師です!。 不可能はありません!。 |
Chapter 3 Method |
手順はこんな感じです。 1 細長い Grid を作る。 2 VEX で Grid をべこべこに変形する。 3 「2」の変形の位相を少しだけ @Time でずらす。 4 変形させた Grid を @Frame を変数にして平行移動する。 5 「4」の座標を写像する(今回は1ターンするように写像。)。 6 レンダリングする。 これだけです。 Houdini だとこれだけですが、これを MODO でやろうとすると、どうすればいいのかわかりません。 |
Chapter 4 Normal et Abnormal |
この絵の途中で、Ribbon の Grid が裏返しになります。 Grid が裏返しになると、法線が裏返しになります。 法線が裏返しになると、シェーディングに影響します。 これを回避する方法をいろいろ試してみましたが、なんとかして法線を裏返しにしないようにするしかなさそうです。 というわけで、Chapter 1 の絵では、Grid ではなく、Box を使っています。 しかし、厚みを出すことになるので、透過の処理が Grid とは異なってしまいますし、端面が出てしまいます。 そこのところはごまかしています(笑)。 Grid を使う場合は、VEX で法線をなんとかする、という方法もあります。 |
Chapter 5 メモ |
① つい、Houdini の強力なシミュレーションに頼ってしまいがちですが、SOP が強力で使い勝手が良く、多くのことが SOP でできてしまうこと、シミュレーションは、むしろ、ポイントを絞って適用するとよいことに、最近気付きました。 |